愛犬そっくり人形の作り方とは?~3Dsnap体験談~

3Dsnapアイキャッチ 道具


愛犬そっくりのぬいぐるみや、人形を作ってみたいと思ったことはありませんでしょうか?今回は、3Dスキャナーを用いたそっくり人形について紹介したいと思います。

これまで、私も何度か調べてみたことがあります。ソックリなぬいぐるみを作ってくれるお店として、私が調べていた時には、よく「カドルクローン(Cuddle Clones)」というアメリカのお店を目にしました。その他、日本にも愛犬そっくりの人形を作製して下さる店があるようです。

少し調べてみると、色々なお店で、これまで依頼された方の写真が出てきますので、眺めてみますと、本当にソックリだなぁ!と感心する出来の例もあれば、確かに特徴は捉えられてはいて、似てはいるんですが、あと一歩似せて欲しかったのではないかな?という例のものもあるように感じました。せっかく作ってもらうのに、期待通りの出来にならないと残念なので、どうすれば、確実に満足出来る仕上がりになるのかなぁと考えておりました。

注文の方法を調べていると、多くの場合注文時に写真を送って、その写真を見ながら作製する側が作っていくような流れであるようでした。ということは、すべての肝は、どれだけ特徴を捉えた的確な写真を送ることが出来るか、そして、その前にどれだけ上手く特徴を捉えた写真を撮ることが出来るかということが重要なのではないかというように、現段階では考えています。

愛犬そっくり人形や、ぬいぐるみを作ろうと感じるタイミングは、それぞれあると思います。大切に過ごしていたペットが旅立ってしまった後の時もあるでしょうし、今まさに元気な時の場合もあると思います。もし、元気なうちに作ろう!と思った場合は、撮りたい写真を撮ることが出来ますので、より似ている出来上がりに仕上がる可能性が高くなるのではと思います。そう考えて、思考錯誤して色々と写真を撮っていた所、ある時下のような広告を目にしました。
3D撮影会ポスター
なるほど、3Dプリンターを使うのですね。確かに、3D写真を撮って、3Dプリンターで、人形を作るのであれば、顔・形だけでなくサイズの縮尺も含めて、正確に作製できそうな気がします。とても興味が湧きました。3D像を構築するための写真をとるのは無料で、写真を見て実際にオーダーするかどうか決める事が出来るとのことでしたので、まずは、写真だけでもと思いトライする事にしてみました。

3Dデータ構築用の写真撮影

3Dスナップでは、102台のカメラを使って、360度全周囲方向から、上方から下方から写真を撮って、3D像を構築する様です。写真撮影のスピードは、1/200秒というほんの一瞬の間で終わる撮影という情報です。

今回の広告では、予約不要との記載がありましたので、予約せず撮影場所に行ってみました。ホームページから申し込む場合は、予約してから行くのが通常の様です。通常に申し込んだ場合の撮影場所は、新宿(住所:東京都新宿区西新宿6-16-6タツミビル1F)になります。今回は、イベントで、代官山のT-siteでの出張撮影という事でしたので、代官山に行きました。10時スタートと記載されていましたので、10時頃行ってみると、直ぐに撮影していただけるとの事でした。撮影セットの中心に、被写体が乗るテーブルがあり、テーブルを取り囲む様に102台ものカメラが色んな角度で設置されていました。すごい撮影セットでしたので、撮影セットを見ただけで仕上がりが楽しみになってきました。アロ君が撮影セットに乗った様子はこんな感じです。
撮影会風景その1
何だか不安そうな顔です。
3D写真でも、良い写真を撮れないと、満足のいく仕上がりにならないので、ここでもやっぱり写真が肝になります。アロ君もいきなり、見慣れない環境の中で1人テーブルに乗せられて、周りから知らない人に見られる状況になり、初めは尻尾を丸めて怖がっていました。確かに、映画であれば、どこかにテレポーテーションされそうな雰囲気もあるので、不安な気分になるのも仕方ないかもしれませんね。こちらも、テンションを上げて側にいることをアピールして、アロ君を励ましたり、落ち着かせたり頑張りました。スタッフの方も親切で、アロ君が緊張しない様に優しいトーンで、声がけして下さったりと、努力の甲斐あって、徐々に落ち着いて、スペシャルセットの環境に慣れてくれました。
撮影会風景その2
満足のいく写真を撮ってもらう事ができました。後になってからですが、
・普段使っているおもちゃ(できれば音が鳴るもの)
・好物のおやつ
があると、より、リラックスして良い写真を撮れる確率が上がるのではと思いました。また、今回は、朝早くに行ったことと天気が悪かったこともあり、次のお客さん迄には時間的に余裕があって、ゆっくりとした環境で撮影して頂けたのが良かったと思いました。撮影料は、無料で、サンプルデータをみて気に入ったらオーダーするスタイルとの事で、写真撮影の日は、写真を撮って、終了となります。2~3週間後位にサンプルデータが完成し、連絡があるとのことで、撮影日は終了いたしました。

サンプル3Dデータ受領

サンプルデータの仕上がりまでに、大体2~3週間かかると伺っていたので、気長に待とうと思っていましたが、実際は1週間程度で、サンプルデータが出来たとの連絡がありました。早速見てみると、8パターンのサンプルデータがアップデートされていました。サンプルデータでは、粗粗の処理との事ですが、なかなか見ていて楽しいデータです。何個か紹介しますと、
立ポーズ
サンプルデータ(立ポーズ)
座りポーズ
サンプルデータ(座りポーズ)
実際に3Dデータから作製されたサンプルの人形を見た時から、座りポーズの場合、床にくっついているパーツが、平坦になってしまう点が気になっていました。
サンプルデータ(座りポーズ下から)
上の写真の様に、平坦になっているところが多いと残念なので、出来るだけ立ち姿になる様に、アロ君にポーズを撮ってもらいつつ、先方スタッフにも立ち姿の撮影をお願いしていました。立ポーズの方は、下から見るとこんな感じです。
サンプルデータ(立ポーズ下から)
足の裏はさすがに仕方ありませんが、だいぶイメージに近い出来でした。欲をいえば、尻尾を上げていてくれる写真を撮りたかったのですが、なかなか難しくて撮れませんでしたので、これがベスト1でした。これも後になってからですが、撮影の前に、ポーズをイメージしておくと良いと感じました。

どんなラインナップが選べる?

オーダー出来る商品のラインナップとして、人形についてサイズは、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ、実物の1/10サイズ、の4種類のいずれかを選択することが出来ます。値段は、
・撮影料・・・無料
・Sサイズ(長辺が5㎝)・・・10,800円
・Mサイズ(長辺が10㎝)・・・32,400円
・Lサイズ(長辺が15㎝)・・・86,400円
・実物の1/10サイズ・・・アロ君の場合は32,000円でしたが、こちらは、大きさ次第で変わるかもしれません。
人形のほかにも、3Dデータとしても販売されていて、
・3Dセルフィー(Facebook用データ)・・・10,800円
・オリジナル3Dデータ(obj形式)・・・32,400円
もあるようです。
3Dセルフィーの方は、glb形式のファイルで納品されます。ソフトウェアとしては、
Windows10で
・Mixed Realityビューアー
・ペイント3D
スマートフォンアプリとして、
・Emb3D
Web上では
・glTF Viewer
https://gltf-viewer.donmccurdy.com/
で、動くことを確認されているとのことでした。

元々は、人形にしようと思っていましたが、サンプルデータを見ていると、こちらも良いのでは?と感じました。色々悩んだ末、立ち姿の人形(Mサイズ)をオーダーすることにしました。納品時期は、データがおよそ1ヶ月、人形はおよそ1.5ヶ月かかるとの事ですので、あとは待つだけです。

3D snapクローン人形の感想

実際は、1.5ヶ月もかからず、大体3週間位で、到着しました。早速中を開けてチェックです。商品は緩衝材がいっぱい詰められた段ボール箱の真ん中に入っていて、脚パーツにも、緩衝材が別途付けられれていてました。しっかりした梱包です。3Dsnap人形の写真です。
3D人形(実物比較)
もう一枚、アロ君と2ショットです。
3D人形(実物比較:横から)
サイズは、確かに長辺が10㎝となっていました。
3D人形(サイズ感)
以前、サンプルの人形を見た時に、全体的には良い仕上がりだったのですが、一点、目の部分が気になっていました。3Dスキャナーでの再現ですので、目の部分も材質が同じで、体の部分との境界がはっきりせずのっぺりした仕上がりになっているサンプルもあったので、その点がアロ君の人形の場合にどうなるかな?と心配していました。顔の部分のアップです。
3D人形(顔アップ)
写真撮影の時に、良い感じに光が眼に入っていた様で、思っていたよりも目と体部分の境界があるようにみえました。想像以上にクオリティが高かったので、割と満足しています。

今思えば、パピーの頃の姿は2度と見る事が出来ないので、その頃の3Dスキャン人形を作る事が出来るのであれば、作りたいです。時間を遡る事は出来ませんので、実現出来ないのが残念です。パピーの頃のアロ君ソックリ人形はありませんが、元気真っ盛りのアロ君ソックリ人形を作る事が出来て、とても良かったです。写真撮影の場所には、サンプルの人形が置かれていて、サイズ感や、出来上がりの質感が確認できますので、この記事の情報や実物を参考にして頂き、満足度の高い納得できるミニチュア愛犬人形の作製に少しでもお役に立てることが出来ればとても嬉しいです。

そっくり人形は、ぬいぐるみや、羊毛フェルト等色々と種類があって、色々と悩むと思いますし、目的によって、作りたいものも変わると思います。3Dスキャナーを用いた3Dsnapは、大きさは小さいですが、形がそっくりでオフィスにも置くことが出来て、いつも一緒に居ることが出来ます。他にも、トライしたいと考えていますので、トライ後レポートしたいと思います。