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犬用カートどれを選べば良いか迷われている方へ!犬用カートの選び方~Air buggy for dogの使い心地~

犬を飼ってしばらくすると、
「一緒にレストランに行きたいな」とか
「一緒に遠出したいな」とか
「一緒に旅行に行きたいな」とか
犬と一緒に外出したくなる気持ちが湧いてくるのでは、と思います。

私の場合も、例にもれず、アロ君を家に迎えて、所定回数のワクチンを終えたくらいから、徐々に犬と一緒に暮らしていくライフスタイルに慣れて、少し余裕が出て来たこともあり、次のステップとして、アロ君と一緒にお出かけしたいなぁという欲求がつのってきたのを覚えています。
そんな時に何かと便利なのが、犬用のカートだと思います。但し、一言にカートといっても、色々と種類があり、いざ、探してみると迷うことも多いのではないでしょうか?
そこで、今日は、犬用のカートについて、私の体験を書きたいと思います。

カート選びのポイント

私自身もカートを購入する前、色々と悩みましたが、重要視したポイントは、
1.マンションなのであまり収納スペースがないために、「収納時の大きさがどうか」
2.カートで移動する時にガタガタすると乗り物酔し、アロ君がカートが嫌い、さらには外出嫌いになるかもしれないので、「乗り心地はどうか」
という二点です。

結論から言いますと、私が最終的に選んだカートは、「Air buggy for dog」です。
Air buggy for dogにも複数の種類があります。私の選んだタイプは
・ドームシリーズのスタンダードモデル
・コットサイズはSM
・色は黒
・ブレーキ無し
にしました。

Air buggy for dogに決めた理由は、
①ポイントで記載しました1.2.のポイントを概ね満足しそうなことと、
②コット部(犬が乗る所)が高く、地面から距離があって、暑さに弱い犬にとって、夏の暑い時に地面からの熱の影響が少し和らぎそうということと、
③最後は、空気を入れたタイヤなので、振動を吸収してくれるだろうという乗り心地のへの期待感
でした。

Air buggy for dogを使ってみた感想

今で使い始めて8年程が経ち、結構使ったと思いますので、私なりの使ってみた感想を書いてみます。まず、Air buggy for dogの構造です。カートは、コット部と、車体の部分に分解することが出来ます。全体像は下の写真の通りです。
Buggy for dog

車体部は、折りたたむことが出来て、コンパクトになります。写真は折りたたんだ状態です。
犬のカート写真

次にコット部です。中央部分にチャックがついています。チャックを閉じると、一番最初の写真のようにドーム型になります。コット部の大きさとしては、アロ君が中で立ち上がることが出来るくらいのスペースがあります(アロ君は、ミニチュアダックスで全長が50 cm程あります)。割と広いので、アロ君にとっては快適空間のようで、Air buggyの準備をしていると、嬉しそうに走って来ます。チャックを開けて上から覗くと下の写真のような感じです。
犬のカート写真

コット部の下部は、ちょっとしたクッションになっています。底板を外すことが出来るので、板の下に、夏場は保冷剤を入れて冷やしてあげたり、冬場はカイロを入れて温めてあげたりしています。また、サイドに、ポケットがついているので、そこにも、保冷剤やカイロを入れることができます。次に、個人的に感じている良い点と、悪い点をまとめててみます。

Air buggy for dog〜良い点・悪い点〜

〜良い点〜
・移動時のカートの安定感が良いです(あまり揺れず乗り心地は期待通りです)
・カートを押す時に、力を入れなくてもスムーズ動きます
・コット部のスペースが広い(長さが50 cmのミニチュアダックスが入っても十分なスペースがあります)
・頑丈な作りなので、色々荷物を入れる事が出来る(車体部はベビーカーにも使われいるので、とても頑丈です)
・折りたたむ事が出来る(車体部のみ)ので、収納スペースを節約できます
・付属の専用パーツのバリエーションが多い(専用の雨具があり、それを使うと強い雨でも、気にせず外出することが出来ます)
・コット部を付け替えることで、犬だけでなく買い物カートとしても使用できます

〜悪い点〜
・コット部は折りたためないので、コット部の収納スペースが必要です
・少し重量があるので、収納時の持ち運びには重く感じることがあります
・パンクすると、修理が必要になります
・徐々に空気が抜けてくるので、空気を入れが必要になります
・横幅があるので、電車改札を通る時に、広い改札でもギリギリです(場合によっては通れないこともあると思います。電車に乗る頻度が多い場合、この点は考慮された方が良いと思います。ブレーキ付きの方が若干幅が細い設計になっており、この点が考慮されています。私のものはブレーキ付きではありません。)
という感じです。

概ね満足して使っていますが、コット部の大きさと、タイヤ絡みでちょっと面倒な点もあります。どちらも、良い所の裏返しになってしまっているので、仕方ないかなと感じています。

使用頻度は、
春秋の外出しやすい季節は、一週間に1回位で、夏冬の外出に億劫な季節は、一月に1回位です。
10年使って、今の所大きな不具合も無く使うことが出来ています。

使っていて、意外に重要かもしれないポイントだなと感じるのが、コット部が広く十分な空間が確保されていて、外から遮断された空間となっている点です。前述しました通り、コット部がドーム状になっており、全体がしっかり覆われていて、中に居るアロ君は安心して過ごすことが出来る空間となっています。ですので、電車等の移動中、周りにどれだけ人が居ようと、暴れたり、怖がったりせずせずコットの中で気持ち良さそうにスヤスヤ眠っていることが多く、アロ君にとっては、とても居心地の良い空間なのではないかと感じます。
犬のカート写真

道路を移動する時は、このような感じで、コット部をオープンにしています。アロ君は、写真のように、座りながら顎をコット部の枠に乗せて、風を切りながら、ゆったりと周りを見ていることが多いです。
犬のカート写真
何かに興味を持ったり、元気な時は、乗り出して、風を切って楽しんでいます。

まとめ

以上が、私の経験です。最後にまとめますと
・ノリ心地を優先的に考える方
・カートを使って割と長い時間移動される方
・収納スペースに余裕のある方
には、Air buggy for dogはとてもお勧めです。

逆に、
・収納スペースを優先的に考える方
・カートを使って、そんなに長い時間移動されない方
にとっては、お勧めでないかもしれません。

ワンちゃんと一緒にお出かけできる機会や時間が増えると、とても素敵な思い出をたくさん作ることにもつながると思いますので、是非、ワンちゃんと飼い主さんにとって、快適な移動手段を見つけていただければと思います。

  • この記事を書いた人

どどはん

当サイト運営者・管理者。
基本情報:ワンコ歴10年。老健介護士。
アロくんと過ごし始めて、はや10年が経過しました。 本サイトでは、アロくんとの生活で実際に経験したことに基づいて、犬と一緒に暮らすために役立つ情報を発信していきます。

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