この記事は、こんな人にオススメです。
- 愛犬のケガや手術後のケアで困った経験がある方
- 愛犬にエリザベスカラーつけたけど、「なんだかがつらそう…」と悩んだことがある方
もくじ
「また舐めちゃった…」傷がなかなか治らない!
愛犬がケガをした時、「傷を舐めてしまってなかなか治らない…」という経験はありませんか?
そんな時、よく使うのがエリザベスカラー。でも、
「エリザベスカラーをつけたけど、ぶつかって歩きにくそう」
「ストレスで震えてしまった」など、
治療よりもケアの方法に困るという飼い主さんも多いはず。
そんな時に役立つのが、「傷口を保護して舐めさせない“保護バンド”です。
正直に言うと、私もずっと「傷を舐めさせない=エリザベスカラー」しかないと思っていました。手術後やちょっとしたケガでも、病院で出されるのは必ずあの大きなプラスチック製カラー。「仕方ないものなんだろうな」と、当然のように使っていました。
でもある日、我が家の犬が足の手術をしたときのこと。
いつも通りカラーを着けたままにしてしばらく様子をみていたのですが、家のあちこちにぶつかりながら歩いたり、ごはんを食べるのも一苦労だったり…。何より、カラーが邪魔でうつ伏せで寝られず、落ち着かずにずっと立ったまま。
「これは逆にストレスが大きすぎるかも…」と感じて、
代替案として見つけたのが“保護バンド”でした。
正直、「すぐに外れてしまうのでは?」と半信半疑でしたが、実際に使ってみたら、傷はしっかりカバーされていて、本人は普段通りに動ける、そして外れない。あの不快そうな表情もなくなり、私自身も安心して見守れるようになりました。
なぜ犬は傷を舐めてしまうの?
犬は本能的に、傷や違和感のある場所を舐める習性があります。
唾液には殺菌作用もありますが、それ以上に問題なのが舐めすぎによる悪化・再発・感染です。
舐め続けるとどうなる?
- 傷が開いてしまい治りが遅れる
- バイ菌が入り、膿んだり化膿することも
- 舐め壊し(アレルギー性皮膚炎など)の発生
など、さまざまな、悪影響につながる可能性があります。
特に足先や関節まわりなどは、エリザベスカラーだけでは防げないこともあるので、対策が必要になります。私も、仕事で、愛犬を長時間一人にさせてしまう時に、気になって仕方ないポイントでした。
保護バンドとは?どうやって使うの?
保護バンドとは、傷や包帯の上から巻きつけて物理的に舐められないようにするアイテムです。柔らかく伸縮性のある素材で、関節部や脚、胴体など、犬の可動部位にもぴったりフィットします。
よく使われるシーン:
- 去勢・避妊手術後のケア
- ケガ・擦り傷・ひっかき傷の保護
- アレルギーや湿疹による舐め壊しの防止
犬のストレスを最小限にしながら、自然な動きで生活できるのが大きなメリットです。
エリザベスカラーと比べてどう違う?
項目 | 保護バンド | エリザベスカラー |
---|---|---|
快適性 | 高い(歩きやすく、視界も確保) | 低め(首周りにストレス) |
舐め防止効果 | 部位により有効(ピンポイント) | 広範囲を防げる(頭部や体全体) |
着用時の行動制限 | 少なめ(普段通りに歩ける) | 多い(家具にぶつかるなど) |
着けられる場所 | 足・お腹・背中など自由 | 首に固定し、顔まわりをカバー |
結論:どちらが優れている、ではなく「適材適所」。
必要に応じて、エリザべスカラー+保護バンドの併用がベストなケースもあります。
実際に使ってよかった!おすすめ保護バンド
ここでは、実際に使って「よかった!」「効果があった」と感じたツールを3つご紹介します。
🐕 ① ソフト伸縮タイプフレックスバンド
特徴:足用・お腹用など部位別サイズあり/簡単に巻けてズレにくい
おすすめシーン:足先の傷、包帯カバー、術後ケアに
🗣️ 他の飼い主の使用感:
「愛犬が足の湿疹を舐め続けていたけど、これを巻いたらまったく気にしなくなりました!」
「安価で必要な長さだけ使えるので、ケガのたびに常備してます!」
🐕 ② 服のように着せられる術後ウェア
特徴:全身カバー型。胴体の傷や術後に最適。トイレ穴付きで着たまま排泄OK。
おすすめシーン:避妊手術後、お腹まわりのケア
🗣️ 他の飼い主の使用感:
「エリカラでは傷を舐めてしまったけど、これを着せたら安心して留守番もできました。」
私が購入したときは、あまり柄物がなかったですが、かわいい柄のものもありますね。
🐕 ③ ぴったりフィット【犬用靴下(滑り止め付き)】
特徴:足先をなめないように保護/歩行サポートにも◎
おすすめシーン:指間炎・肉球の擦れ・軽度の外傷・舐め壊し予防
🗣️ 他の飼い主の使用感:
「後ろ足の指を舐め壊して困っていたけど、靴下を履かせたら落ち着きました!見た目もかわいいし、散歩中も滑らないので助かってます。」
購入時のチェックポイントと選び方
✅ サイズと部位に合っているか
→ 犬種や体格によってサイズ感はかなり異なります。
✅ 素材は柔らかく、通気性があるか
→ 蒸れやかゆみの原因にならない素材を。
✅ 動きやすく、ズレにくいデザインか
→ 着けてもストレスを感じにくいかが大事。
✅ 装着・取り外しが簡単か
→ 毎日つけ外しする場合は、飼い主にとっての負担も重要です。
使用上の注意点
- 長時間つけっぱなしにしない(特に蒸れに注意)
- 毎日、傷や皮膚の状態をチェック
- 噛みちぎっていないか確認
- 傷の治りが悪い場合は、必ず動物病院で相談
まとめ:保護バンドをうまく使って、ストレスの少ないケアを
保護バンドは、犬にとっても飼い主にとっても快適な傷ケアの選択肢です。
傷をなめさせないことで、回復が早くなり再発も防げる
保護バンドは、エリザベスカラーよりも自由度が高く、ストレスも少なめ
種類や形も多彩なので、愛犬に合ったスタイルを見つけやすい
どんなケアでも大切なのは、「犬の気持ちに寄り添って選ぶこと」。
あなたの愛犬にとって、最適なケア方法を見つけてあげてくださいね。