もくじ
毎日の日課にされていることも多い愛犬との散歩。夏の散歩には、熱中症に気をつける必要があります。そんな熱中症対策に、色々な工夫をされていることと思います。
暑さ対策には、前回の記事で紹介しましたように①冷感グッズの着用、②給水グッズの使用、③ハンディーシャワーの使用などがありますよね。
この記事では、散歩時に役立つ冷感グッズ、中でも首巻きについて紹介したいと思います。
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夏のお散歩は危険がいっぱい。肉球の火傷や熱中症にオススメの対策は?
もくじ1 夏の散歩に潜む危険2 肉球の火傷について3 熱中症について3.1 熱中症を起こしやすい犬種3.2 熱中症のサイン4 夏の散歩おすすめの時間帯5 夏の散歩時におススメの対策5.1 肉球の火傷対 ...
犬用首巻きのタイプ
犬用の首巻きには、保冷剤を使うものも含めて、大きく3種類あります。
保冷剤を使って冷感を担保するタイプ
こちらは、首巻きやバンダナに保冷剤を入れることができるポケットがついているタイプです。
水で濡らして冷感担保するタイプ
保冷剤の使用が気になる場合や、保冷剤を首に巻くことによる負担が気になる方には、水の気化熱で冷感を担保するタイプもあります。
冷感素材を使ったベストや犬服
冷たい感触の服で体全体を覆ってあげるタイプです。
色々な種類があってどれを選ぶと良いか悩みますが、私の場合は、私自身がよく使っている保冷剤タイプのものをアロくん用に購入して使用してみましたので、紹介します。
私が使用している首巻き
こちらが、首巻き、というかどちらかというとバンダナタイプですね。
首に巻きつけてマジックテープで止める形になります。
保冷剤は、内ポケットがあるので、その中に入れる事ができます。
つけた感じは、このような形です。
散歩の時に、首巻きをつけている時とそうでない時を比較すると、体温の上昇が抑えられていると実感しています。
保冷剤タイプの首巻きの注意点
次に、保冷剤タイプの首巻きを使う時の注意点を紹介します。一番注意しなければいけないのは、ワンちゃんが保冷剤の袋を噛んでしまったり、経年で中身が漏れてきたり、といったことで誤って口に入れてしまう事です。
保冷剤の種類
保冷剤の種類は大きく2種類あり、冷凍庫に入れた時に、
- 固まらない保冷剤
- カチカチに固まる保冷剤
に分類できます。
保冷剤の中身と注意点
固まらない保冷剤、固まる保冷剤によらず、保冷剤の一般的な中身は、ほとんどが水で、その中に少量の「高吸収ポリマー」が添加されることでジェル状にされた物質でできています。高吸収ポリマーの替わりに、安全性に配慮された食品添加物を利用されているケースもあります。
高吸収ポリマーは自重の何倍もの水分を吸収してしまうので、特に子犬が舐めてしまうと身体への影響が大きくなってしまう事が懸念されます。
固まらない保冷剤には、不凍液が添加されています。一昔前に、この不凍液の材料として、「エチレングリコール」という材料が使用されていた事がありました。エチレングリコールは中毒性が高く腎臓などに害を与えてしまう可能性があるため問題となったことをご存知の方も多いのではないでしょうか。
ですので、固まらない保冷剤で、エチレングリコールが使われている場合は、噛んでしまって、中身を飲み込まないように、より気をつける必要があります。現在では、保冷剤に、エチレングリコールを使用されることはなくなっているようですが、古い保冷剤を使っている場合などは、チェックして使用することをお勧めします。
保冷剤の長持ちのさせ方
散歩の時間が長くなると、途中で凍らせていた保冷剤も溶けてしまって、冷感がなくなってしまいます。そんな時には、予備の保冷剤を持っていき交換すると、長時間の散歩も快適に過ごす事ができます。
そのコツは、予備の凍らせた保冷剤をタオルで包んでビニール袋に入れて持っていく事です。このようにすることで、保冷剤が長持ちします。もちろん保冷バックに入れるのも効果があります。
まとめ
この記事では、夏の散歩の熱中症対策として冷感グッズの中の首巻きについて
- 首巻きの種類
- 保冷剤タイプの体験
- 保冷剤について(危険性や、冷感効果の継続方法)
について、紹介いたしました。
色々な種類の冷感タイプの首巻きがあるので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
暑い夏がまだまだ続きますので、ワンちゃんも飼い主も共に快適に散歩ライフを継続して行きたいですね。
この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。