犬のしつけの仕方、いつから始めればよいか迷っている方へ。犬のしつけに共通する大切な3つのポイント
犬を飼い始めて間もない時、犬が言うことを聞かない時など、どうすれば愛犬が聞き分けのよい子になってくれるのか分からないと本当にストレスに感じてしまいますよね。また、「どの方法が良いのか分からない」、「いつから始めれば良いか分からない」と悩んでしまう事もありませんか?

犬のしつけの方法は、飼い主と愛犬の組み合わせの数だけあるので、悩んでしまうのは仕方ありません。ですが、共通する考え方があります。この記事では、犬のしつけをする上でどんなしつけにおいても共通する大切な3つのポイントを紹介します。

3つのポイントを抑えて、自分らしいしつけ方法を見つけていただくことにお役立ていただけると嬉しいです。

しつけをする上で大切な3つのポイント

私の愛犬は飼い始めた当初、夜泣き、無駄吠え、甘噛み、家具への噛みつき等、なかなかの暴れん坊でしたが、今では吠えることも、噛み付くことも全く無くなりました。ですので、今がどんな状況でも安心して下さい。時間がかかってもきっと変わってくれます。そのために大切なことは3つあります。

  • 犬のリーダーになる事
  • 家族でルールを統一する事
  • 決して諦めない事

しつけは出来るだけ早く始める事が効果的です。家に迎え入れたらその日から、もしくはこの瞬間から始めることをお勧めします。

愛犬のリーダーになるためには?

どうすれば、飼い主が犬にとってのリーダーになる事が出来るのでしょうか?そのためには「犬の社会・習性」を知る事が第一歩になります。

犬の社会を知る

犬の祖先は狼なので、今でも本能的に狼時代の習性を受け継いでいます。狼は群れの中で生活しています。群の中では上下関係が存在し、常に自分の順位を把握しています。そして、狼はリーダーに従います。犬と人とが一緒に暮らす上で、この上下関係の構造を把握する本能が犬にあることを理解しておく事が大切です。
犬の祖先
「飼い主は、自分より下だ」と決めてしまうと、しつけのハードルは格段に上がってしまいます。逆に、「飼い主は自分より上だ」と思うと、しつけのハードルは下がります。犬が飼い主をリーダーと認識した場合は最もしつけに好ましい環境となります。

犬が飼い主を下位に位置付ける行動例

犬が飼い主を下位に位置付けてしまう主な原因は、「飼い主が犬の要求に応えてしまう事」です。
例えば、
・吠えた時にかまってしまう
・散歩の時に、犬が引っ張る方向に任せて自由に行かせる
・欲しがったら、なんでもすぐ与える
・一緒に遊んだおもちゃを最後に犬が持った状態で終わる
などがあります。
犬の階層社会
特に飼い主と犬との関係性が構築される前は、例で挙げました行動を控える事を強くおすすめします。といいますのも、これらの行動は、犬の立場から見た場合に「お!この人は何でも聞いてくれるぞ。ということは、僕は、私は、この人より偉いんだ。」となり、犬の方が飼い主よりも立場が上だと誤解を与えてしまう可能性が高いからです。

そうなると、犬がリーダーになって群れ率いようとするので、飼い主が言うことを聞かせてしつけをするのはとても大変になります。また、犬にとっても、「リーダーだから、群れを率いて群れを守らなければ」と感じてしまうことになり気が休まらず、お互いに良いことはありません。

飼い主がリーダーになるための方法

次に、飼い主が頼れるリーダーになるための行動を紹介します。

1. 人間の行動を犬の行動よりも優先的に実行する

  • 犬の前を歩く
  • 先に扉から出る
  • 先にご飯を食べる 等

人間の行動を優先的に実行することで、自然と「ご主人に先に行ってもらおう」とか、「ご主人を待たなきゃ」といった感情を犬に感じさせます。
犬のしつけ、ガマン

2. 物理的な高さを保つ

ソファーなどの、高い位置を飼い主が優先的に使うことで、自然と順位を分からせることが出来ます。王様等立場の高い人間が一段高い所に座っている映画等のシーンが分かりやすい例ですね。犬が飼い主の座るソファーに座り、飼い主がソファーの下にいると自然と勘違いを起こさせてしまう事が懸念されます。
犬のしつけ、高い位置
上の図はよくない例ですね。

3. 「守ってあげる」を体現する

リーダーは、群を守る存在です。散歩の時など、周りをよく見て、事前に危険を察知して弱い存在を守ってあげるなどを態度で示すことも効果的です。「この人は、群れを守ってくれている。安心だな。頼り甲斐あるな」と自然に犬に感じてもらい、飼い主がリーダであることを示している訳です。

純粋に力が強かったり、誰を中心として家の中が動いているかという雰囲気を、犬は肌で感じますが分かりやすく順位を示してあげる事で、犬も理解しやすくなります。

家族でルールを統一する事

二つ目のポイントの、「家族でルールを統一する事」について説明します。

たとえば、あなたが「ソファーに乗ってはダメ」というルールを作ったとします。一方で、家族の誰かが、あなたの知らない所でソファーに乗せてしまっていたとします。そうすると、犬にとっては、どちらが正しいかよく分からなくなります。シンプルにわかりやすく教える事が重要です。少なくとも同じ空間にお住まいのメンバーでは、ルールを共通にして犬に接する必要があります。
犬のしつけ、わかりやすく教える

決して諦めない事

そして、最後のポイントです。しつけを決して諦めない事です。

既に習慣化してしまったルールを変えるのは本当に大変です。目安として1週間かけて身についてしまった習慣は1週間、1ヶ月かけて身つけてしまった習慣は1ヶ月、修正するために必要になります。これが、出来るだけ早いタイミングでしつけを開始するのが大切な理由です。

時間がかかっっても、犬は学ぶ能力を持っています。もし、飼い主が諦めてしまうと犬が学ぶ可能性がそこで終了してしまいます。私自身も、初め途方に暮れた事もありましたが、色々な方に「犬には学ぶ能力があるから、飼い主が諦めるとその時点で最後だよ」と励まして頂きました。愛犬を信じて、根気よく、分かるまで教え続ける事が大切です。
犬のしつけ、人と犬の絆

まとめ

以上、犬のしつけに大切な三つのポイントを紹介してきました。
冒頭記載しました通り、しつけの方法は、飼い主と愛犬の組み合わせの数だけ無数に存在しています。そのため、しつけ方法に正解はないと思います。ですが、紹介しました三つのポイントは共通ですので、このポイントを抑えながら色々な方法を試し、そして自分なりにアレンジいただけると思います。

しつけは大変ですが、愛犬との触れ合いの時間でもあります。ぜひ焦らず、楽しみながら実施いただけることにお役立ちできればとても嬉しいです。

色々なしつけ方法については、本や動画や色々と参考にしましたので私が参考にしたものをご紹介します。本も参考なりますが、動画はより情報量が多いので私は動画付きのものを繰り返し参考に見ていました。

その他、↓のような教材もありますので、色々試してみていただけたらと思います。



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