愛犬の椎間板ヘルニアが心配な方へ。生活の中でできる8つの予防法を紹介します。

椎間板ヘルニア予防法健康
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この記事では、大切な家族の一員である愛犬が、椎間板ヘルニアになってしまってから「後悔したくない。」、1秒でも長く健康に過ごすために「できる事はしてあげたい」と考えられている方に普段からでもできる椎間板ヘルニアの予防法を紹介したいと思います。

我が家の愛犬も、ある日突然足が震えて元気がなくなってしまいました。ミニチュアダックスは遺伝的に椎間板ヘルニアになりやすい種であるため真っ先に椎間板ヘルニアを疑いました。「もう歩けなくなるかもしれない」そんな不安に駆られて、調べた時の内容を記載します。

予防は早すぎる事もないですし、遅すぎる事もないと思います。いつも癒しを与えてくれる愛犬が1秒でも長く健康にいて欲しい、私もそう思って何ができるかを調べてみると、心がけ次第で色々とできる事あるとわかりました。皆さんの大切な愛犬にとって少しでも役立つ情報となれば嬉しいです。

椎間板ヘルニアとはどんな病気?

まず初めに椎間板ヘルニアがどういう病気かにつきまして書籍では次のように説明されています。

●椎間板ヘルニア
椎間板に変形が生じ、その内容物が脊柱管内に突出する事により脊髄を侵害し、様々な神経症状を引き起こす疾病である。
(出典:イラストでみる犬の病気(講談社))

簡単に図に示しますと、次のようなイメージと私は理解しています。
椎間板ヘルニア概要
骨と骨の間に存在するクッション的な役割を担う「椎間板」が変形し、神経(脊髄)を圧迫している状況が発生した様子を上図で示しました。その場所が椎間板ヘルニア部です。この神経の圧迫により、神経へ様々な影響が引きおこされ、重症の場合は歩けなくなる事につながってしまいます。本当に怖い病気です。

8種類の予防方法

脊柱(背骨)にできるだけ負荷をかけないようにするための方法をについて、費用をかけずにすぐに出来る予防法と、少し費用がかかりますが大切な予防法があります。それぞれ分かり易く紹介いたします。

まずは、日常の心がけ、手入れをしっかり行う事で予防する方法からです。

費用をかけずにできる予防法

方法①. 手足の毛の手入れ

手足の裏の毛が伸びると指の間から毛がはみ出てきます。そうなると、パッドが毛で隠れてしまい、地面に接地するパッドの面積が減小します。そのため、歩く時や走る時に滑りやすくなり、背骨に余計な負荷がかかってしまします。
滑りやすいパッド
昔の事ですが、上の写真位にまで、足の毛を伸ばしてしまった事があり、今では本当に猛省しています(自戒の念を込めて写真で示させて頂きました)。このようにならないために、定期的な手入れが重要です。私は一ヶ月に一度トリミングをお願いしています。トリミングの期間が一ヶ月以上開く場合は、パッドが見える程度まで、はみ出た毛を切るようにしています。

方法②. 爪の手入れ

爪が伸びてきますと、これもまた、パッドが地面に接地する面積を減らす原因となります。
犬の爪
大体、上の写真位まで爪が伸びてくると、手入れするようにしています。

方法③. 適度な運動の継続

背骨をカバーできるだけの十分な筋肉を維持する事で、背骨への負荷を軽減する事ができます。特別なトレーニングをして筋肉を強化するという訳でなく、毎日の散歩を継続する事が予防につながります。激しい運動は逆に、背骨に負荷がかかるのでNGです。

方法④. 段差に注意する

特にソファーなどへの飛び乗りや、跳び降りは背骨に負担がかかりやすいため注意が必要です。普段からソファーや椅子など、跳び乗る・跳び降りる習慣を付けないようにしつけする事をオススメします。

跳び下りないように、↓のような補助台を用意してあげるのも良いと思います。

方法⑤. 抱っこの方法

抱っこの方法にも、やり方次第では背骨に負担がかかってしまう事があります。両脇を持ってぶら下がるようになってしまう抱っこの仕方はNGです。背骨が伸びるような形になるため負荷がかかってしまいます。同じ理由から、二足歩行のような状態も好ましくないので、避ける方が良いです。

正しくは、前脚を片手で支えつつ、もう一方の手は尻尾側からお腹に沿って背骨を支えるように抱っこしてあげると、背骨への負荷が軽減されます。
犬の抱っこの仕方

方法⑥. 体重管理

肥満により体重が重くなると背骨に負担がかかります。日々の食事の管理をする事と定期的な体重測定が必要です。以前、カップ1杯というザックリで管理していた時に、体重が増えてしまった事があるため、現在私は、食事量を毎回計量して与えるようにしています。

費用が必要な予防法

方法⑦. サプリメント

関節ケアを目的としたサプリメントがありますので、予防的にサプリメントを使う事も役立ちます。関節ケアには、グルコサミンやコンドロイチンがオススメです。
↓のようなサプリメントも販売されています。


方法⑧. 床材の工夫

フローリングなどの滑りやすい床材をの場合には注意が必要です。滑りやすい床材の上で生活は、骨の成長や関節の形成に影響を与える場合があります。床材を、カーペット、コルクシート、フローリング滑り防止ワックスといった方法を用いて、愛犬の生活空間を整える事が予防になります。

以上、8種類の方法をご紹介しました。これら全てを一気に取り入れる事は難しいかもしれませんが、出来るところから少しずつでも取り入れていただけると嬉しいです。

最後に

私自身、昔、大丈夫かなと思っていたところがありました。ですが、我が家のアロ君がある日突然足を震わせている事に気付きました。本当に突然でした。前日の夜までは、走り回っていたのに、朝元気がなく震えていました。犬は我慢強い生き物です。ですので、症状が出る時には相当辛い状況です。前述しました通りミニチュアダックスは遺伝的に椎間板ヘルニアになりやすい種なので、真っ先に椎間板ヘルニアを疑いました。病院でレントゲン検査、精密検査の結果、幸いに椎間板ヘルニアではなく免疫性の疾患である事が分かりました。

免疫性の疾患も大変ですが、椎間板ヘルニアを疑い、「もう歩けなくなるかもしれない」と思った時に、本当に悲しくなりました。椎間板ヘルニアでない事がわかった時、また一緒に散歩できるという事が本当に嬉しく感じました。同時に、今からであっても、できることを何でも取り入れていこうと改めて思いました。その時に調べた内容を備忘も含め記載いたしました。

この記事が、少しでも皆さんのお役に立てると嬉しいです。